【FE風花雪月】2周目を終えての感想
※限界オタクのクソデカ感情が多分に含まれますのでご注意ください。
現在、青獅子と黒鷲の2ルートをプレイし終わっています。どちらもとても面白かったので次は教団ルートへ進みたいと思っているのですが、気持ちの整理がつかずなかなか手が伸びません。
どうしても自分の中にある生徒たちへの巨大感情を処理できないのです。
正直こんなに引きずるなんて思いもしませんでした。黒鷲ルートを終えてもうすぐ2ヶ月になるというのに、全くもって彼らへの気持ちをどうにもできないのです。
はじめに受け持ったのは青獅子でした。
賊に追われる3人の中で、私たちにまず胸に手を当てて謝罪するディミトリを見て好感を持ちました。
その後、私が先生になると知って敬語へと態度を自然に改めたことや、自クラスの生徒の紹介の仕方が素敵だったので青獅子を受け持つことに決めたのです。
ディミトリの紹介に違わず、青獅子のみんなはいい子でした。このクラスを受け持てて良かったと何度も思いました。
なにが彼らのためになるのか、なにが彼らに必要なのか、彼らの未来のためにできることがあるか、毎日のように考えました。
彼らにとって誇れる先生となるにはどうしたらいいのかと悩みました。
彼らが抱えるものを、これから抱えてゆくものを思うと胸が張り裂かれそうでした。
あの若さですでに一体どれだけのものを背負っていたのか。
彼らが苦しむたび、悲しむたび、自分のことのようにつらかったです。
彼らをあらゆる苦痛と悪意から守りたかった。
彼らを傷つけるすべてを退けたかった。
なにも憂うことなく穏やかに暮らせる日々を生きてほしかった。
他者を思い、他者のために行動できる尊い心が否定されることないようにしたかった。
彼らの本当の幸いは一体なんなのか。
ただひたすらにそれを考え続けました。
そんな1周目だったのです。
2周目に黒鷲ルートを選んだのは、エーデルガルトたちが何を思っていたのか知りたかったから。
黒鷲を選べばディミトリたちを手にかけると分かっていました。
それでも、私は1周目で彼女たちを殺めた責任を取る手段のひとつとして、彼女たちが何を思いなぜ行動したのかを知らなければならないと思ったのです。
けれども私には覚悟が足りませんでした。
黒鷲の受け持ちであるにも関わらず、いつも心のどこかではディミトリや青獅子のみんなを気にかけていました。
特にロナート卿やマイクランのときなど。
彼らの心に寄り添えないことを歯痒く思ってしまっていました。
エーデルガルトたちが成長するたびに喜び、しかしそれを後ろめたくも思っていました。
彼女たちの成長を素直に喜べないこと、ディミトリたちと敵対することが分かっているのに彼女たちを育てていること。
そして5年後にエーデルガルトたちと再会したとき、私は思ってしまったのです。
ディミトリたちは無事だろうか、いまどうしているだろうか、ひどい目に合ってはいないだろうか、と。
私は本当にどうしようもない先生でした。
受け持ちの生徒たちのことを1番に考えられていなかったのです。
戦場でディミトリたちと対面したとき、私はいよいよダメでした。
袂を分かち敵対することがどういうことなのか、その時になってやっと痛感したのです。
教え子たちを手にかけることの本当の絶望を。
彼らから言い放たれる言葉のひとつひとつが本当につらかった。
罵られ、批難され、失望されたこと、いまだに夢に見ます。
私はそれを受け止めて背負わなければならない。選択に対する責任を負わねばならない。
それでもどうしたって苦しかった。
己のために、皆のために、信じるもののために生きて戦っていただけなのに。ただそれだけなのに、どうしてこんなことになってしまったのか。
誰も何も悪いことなんてやっていないのに。
全員が等しく幸せになる方法は本当になかったのだろうか。
苦しくて悲しくて、どうしようもなくやるせない。
そんな気持ちで2周目をプレイし続けて、そしてクリアしました。
そこから情緒はぐちゃぐちゃのまま、なにも整理できずに今に至ります。
夏までには全ルート終わるだろうと踏んでいたのですが、まだまだかかりそうです。
無双も発売日に購入しているので始めたいのですが、ちゃんとDLC含めクリアしてから開封したいと思っています。
来年までにはできたらいいな。
本当は全ルートクリア後に感想を書こうと考えていたのですが、あまりにも整理がつかないので一旦吐き出しました。
アウトプットすることで心を落ち着けてみようと思っての試みだったのですが、全然ダメですね。まだまだつらい。
また書きます。